日差しがまぶしいね
2020.2.14.
こんにちは。人財採用部の松元です。
飯田橋の本社は保育園が併設されています。
毎日、子どもたちの笑い声や泣き声、走る音が聞こえますし
オフィスの中から、子ども達が遊んでいる様子が見えます。
わたしは1年半前に入社したのですが、その際、研修として保育園に2週間
勤務させていただきました。
そこで、実際に働く保育士さんのことや、子どもたちと生活することで
子どもの日常や気持ちを少しだけ体感したり、保育士さんのお話をうかがうことができました。
園見学でもしょっちゅう保育園にいくので、そこにいくと子どもたちが「あ!ひろ先生~」と駆け寄ってきてくれるのは
とっても嬉しいです。
そんな中、印象に残っている1歳の子がいます。
その子は少し大人しくて、わりと遅くまで残っている子でした。
でも、夕方になりお友達がどんどん帰ってしまっても泣かない。
いつもお父さんがお迎えにきて
お迎えにきたお父さんに、一目散でかけよって、早く帰ろうとせがみ、
長い廊下をタッタッタッタと走っていっていました。
1歳児クラスにいくと、その子は私のほうにいつも近寄ってきて絵本を読んでとせがんできていました。
その園には男性保育士がいなかったので、もしかしたら、お父さんと勘違いしてきていたのかもしれません。
1年半がたち、今朝、その子とお父さんが目の前を歩いていました。
そして、ふと3歳間近であろう子どもが「日差しがまぶしいね」って言葉を発していたことにとっても驚きました。
2歳を過ぎ、きっと色んな感覚や経験を積んだことでしょう。
当たり前のことかもしれません。
それでも、ちゃんと自分の中に積み木のように積み上げて、光ってまぶしいんだっていう感覚と
言葉を発したんだなって思うと、とてもうれしいなと感じました。
きっと、現場にいる保育士の方はこういう経験をたくさんしているんだろうなと思います。
日々の保育の中では中々子どもの成長よりも、自分の業務のことが忙しくて感じられないかもしれません。
でも、ふとしたときに、子どもたちの成長を感じることは、自分自身の「心のゆとり」に
なるのではないでしょうか。
少し忙しいこの時期皆さんも3分だけ、子どもの成長について考えてみると
違う何かを得られるかもしれませんね。
今月も残り半分。みなさん、頑張りましょうー!