「ちょっと助けて」が働き方改善のカギになる。
2023.7.3.
こんにちは。グローバルキッズ採用担当の松元です。
最近観たマリオの映画は面白かったです!会社に行くとき、子ども達もみたようで
マリオみたいにジャンプしていたのが可愛かった(>_<)
さて、就職活動時に、就職先を決める条件は
どんなことがありますか?
保育の方法?
給与?
働き方?
福利厚生?
どれも大事ですよね。
知りたいけど、中々聞けないことのひとつに
働き方があるのではと思います。
今回は働き方に絞って、グローバルキッズ全社の数値や
施設の取り組みについてご紹介します。
直接話を聞いてみたいと思った方はWEB面談お申し込みください(お申し込みはこちら)
Q.グローバルキッズの平均残業時間、有給取得率は??
いきなり結論ですが、
会社全体の平均残業時間は月4,5時間です。
多いと感じますか?それとも少ないと感じますか?
残業をゼロにすることは中々難しいですが、約4,000人いる会社としては
少ない方では?と考えています。
平均有給休暇取得日数については8. 6日間です。
皆さんが所属している会社と比べていかがでしたでしょうか?
どうやって、残業時間の削減や有給がとれる環境を作っているのか、気になりませんか?
具体的な事例を交えながら、グローバルキッズ飯田橋こども園の取り組みを施設長にお聞きしました!
Q.シフトや有給休暇の取得についてはどのように決めていますか?
シフトを決める際には施設長である私は余り口出ししません。
主任が現場のことを理解していますので、シフトや子ども達の状況に合わせて
組んでいます。
実は有給希望カレンダーというものを作成し、年間で職員が取りたい有給希望日を
記載しています。
それらと合わせて、土曜日出勤が可能な日の把握と、幼児、乳児担当のバランスや
新人とベテランの早番遅番のバランスを考えて、シフトを作成しています。
新人ばかりが早番をするなどはなく、バランスを考えてシフトを組むことを念頭に置いています。
担当クラスの子どもがお休みになったり、急に登園となったりするなどでシフトが変更になることは多いです。
その場合、保育に大きな影響がなければ職員間でシフト変更することも許可しています。
職員が子ども達のことを考えて自主的にシフト変更していることは誇らしいと感じています。
有給休暇や振替休日をとってもらい、職員の働く満足度を高めたいんです。
私は休日の充実が日々の保育を厚くすることにつながると考えています。
例えば、ディズニーランドに行ったときに、このダンスの動きを取り入れてみよう、
こんな装飾を作ってみようなど、自然と保育でどう活かそうかと考えるのは、
職業病のようなものなので、共感していただける方も多いのではと思います(笑)
私自身も、休日は自分の子ども達と遊びながら、公園遊具のデザインに想いを馳せたり、
子どもの動きや遊びの展開を眺めて、「遊び」の理解を深めたりしているんです。
自園の子ども達へ活かせる発見があると、とても面白い休日になります。
Q.残業時間はどれくらいですか?また、残業時間を削減するために工夫していることはありますか?
飯田橋こども園の残業時間は全体平均で3時間/月くらいです。忙しい時期で残業が長い人でも7時間ほどです。
残業時間を減らすために意識していることは、2つあります。
1つは、施設全体で運営していくということです。
例えば、3歳の子を1歳の担任が見ることがあります。その間、3歳担任の先生は別の事務作業をするんです。
クラス単位だけで考えると出せない時間もクラスを超えて対応することで、製作の準備をしたり、
連絡帳を書く時間が取れるようになりますよね。
「ちょっと助けて」と伝えることで、施設全体で取り組みをフォローし合っています。
これは保育士間だけでなく、調理室の先生たちのフォローをすることもありますので、
まさにチームで仕事ができるようになっています。
もう一つは園長である私が職員のやらなくていいことを整理整頓をしています。
これまでの園の常識や、個々の思い込みで、必要以上の仕事をやり続けていることが沢山あると思います。
書類が重複しているものや代用ができるものは廃止できないか検討する。
廃止する時は、職員の不安や不信にならないように、監査基準に則した形であることも伝えています。
職員とのMTGの際には、困っていることを聞き、残業の温床になっているものを見つけて、構造を変え、仕組みをかえていく。
これをすることで、より子どもと関わる時間も増えますし、職員の働く満足度も上がります。
少し話はずれますが、人材育成はとても大事です。飯田橋こども園にはベテランも新人も両方います。
ベテランの先生にお伝えしているのはリーダーになるのではなく、新人のフォローをしてほしいということ。
ひとりひとりのステージがあるので、その人にあった環境を用意したいという思いがあります。
皆さん、根底に成長したいという思いがあるから、多少歯を食いしばって成長できるかを見極めながら、
私もベテランの成長、新人の成長を支援しています。
職員が育てば、より生産性はあがり、働き方もよくなりますしね。
そんな職場作りができるように、私自身も楽しく成長し続けていきたいと思います。
以上、グローバルキッズ飯田橋こども園の取り組みについて、お聞きしました。
皆さんの参考になっていたら嬉しいです。
園長先生が話していた、施設全体で子どもをみるというのは、
グローバルキッズが大事にしているチーム保育をまさに体現しています。
ひとりで保育をすることは難しい。だからこそ、フォローをしながら子どもをみていく。
すると抱え込むことが少なくなるので、働き方も改善されていく。
心の余裕が生まれることで子どもも大人も安心した環境が創られていく。
そんなサイクルが出来上がっていきます。
飯田橋駅から徒歩7分、飯田橋こども園を見学したい!という方がいれば、ぜひお申し込みお待ちしております!