不審者訓練編
2018.9.7.
採用担当、松元です。
前回、自己紹介と不審者訓練までの準備について記載させていただきました。
(初投稿:ゲンバルの実態について)
ということで、来る某日。
ま:「今日はよろしくお願いします!どういった感じでやりましょうか?」
園:「入口から勝手に入ってきてもらったら、私が子どもたちへ不審者が入ってきたことを伝えます。
その後、ホールのところで一通り暴れてもらって、窓から逃げるのはどうでしょう?」
ま:「わかりました!」
バッチリ準備完了↓
訓練といえど、きっとこんな格好の人が園にいたら、子ども達は泣くだろうなと思いましたが
これもいざという時のため。
園の入口で、フーっと息を吐き、深呼吸。
普段、声を荒げない、そして、不審者の恰好はしないですが、今日ばかりは違います。
自分は不審者だと、10回くらい思い込み、
いざ、園の中へ!
園:「不審者が現れましたー!皆さん避難してください!!」
ま:「待てー!!どこにいるんだーー!」と言いながら、棒を振り回して園の中を小走りでかけずりました。
2歳児は泣き叫んでいました。
5歳児は引きつった顔で、急いで先生たちと裏手に逃げていました。
0歳児はひとりだけ、寝ていました。カワイイ♡
一通り、暴れてから、2歳児の窓から、逃げまして、無事に訓練終了しました。
園に入る際に、扉に反射した自分を見ましたが
怖い・・・・
帽子をかぶったマスク男が棒をもって、立っている。
大人でも、こんな人が近づいてきたら、恐怖で動けなくなるんじゃないかと思います。
子どもたち、ごめんね。訓練なんだよ。
園に入ると、ホールに集まって、全園児と先生たちが集まって、振り返りをしていました。
園長先生:「怖かったよね~。今日は訓練だったけど、いつこういう事が起こるかわからないから、
おしゃべりせずに、急いで逃げるんだよ」
いつもは騒がしい3~5歳時も真剣な眼差しで話を聞いていました。
その後、プール遊びをして、元気いっぱい子どもたちは遊んでいました。
さて、ここで質問です。
皆さん、都内における窃盗侵入認知件数がどれくらいあるかご存知ですか?
一般家庭なども含めると5,237件だそうです。
うち、学校などへの侵入は83件あるそうです。
4.5日に1回はどこかの学校で侵入事件が発生しているということなんですね。
頻度多いなと感じませんか?
こういった事を考えると、不審者訓練は本当に大切なことだと改めて感じました。
いつ起こるかわからない、不測の事態についてしっかりと訓練をすることで、
子ども達の安全を守り先生達自身の身も守る。
できることなら、起こらないに越したことはありませんが、万が一の時を考えると大切な訓練です。
私たちが掲げる「チーム保育」は日々の生活でも活かせますが、非常時にこそ、さらに活かされると思いますし
普段のコミュニケーションがあるからこそ、チームとして動けるのではと感じます。
保育園で不審者訓練をご要望の方は私にご一報ください。
ついでに面接をご希望の方も、ぜひご一報ください。
ちなみにこれが普段の僕です↓
真面目に不審者も面接もやらせていただきます!
皆様にお会いできることを楽しみにしておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします!
(松元)