子どもひとりひとりに関われますか?
2021.6.2.
こんにちは。採用担当の佐々木です。
●っキーロスにも、星●源さんロスにもならず、穏やかにすごしています。
さて今回は「子どもひとりひとりに関われますか?」✨
という点についてお伝えしようと思います。
この質問は本当によく聞かれます。
いろんな答え方があると思いますが、
先日ある職員が言っていたことが印象的でしたので、ご紹介しようと思います。
先日、面接後に、配属予定園を見学された方がいました。(仮にAさんとします)
その方はもともととても忙しい、大型の幼稚園にいた方で、
何社か見比べている中で、
グローバルキッズに対してもとても良い印象をもってくださり、
最後顔合わせをかねて来園されました。
(現在通常は見学対応はしておりません、、あしからず、、)
その際、見学対応をしたのはその園の主任。
その主任も転職組で、しかも10年前、同じように、幼稚園からの転職者でした。
明るく、職員からの信頼も厚い主任です☺
そんな主任とAさんが、4歳のクラスを訪れた時。
ちょうど製作の時間で、子ども達が思い思いに色を選び、
楽しそうに絵を描いているところでした。
そんな光景をみてAさんが、
子ども達がとても楽しそう!すてきですね~と、
その様子をとても楽しそうにご覧になっていました。
「今までなかなか、子ども達ひとりひとりに関われなかったんですが、こんな風に子ども達とゆったりと関われるなんてすごいなと思いました。いいですね」
目をキラキラさせておっしゃったAさんに、少し間をあけて、主任がこんなことを言ってました。
「そうですね。たぶん先生がいらっしゃった幼稚園は、とっても忙しくて休憩する暇もないくらい大変だったと思います。
子ども達にていねいに関われてないなって、反省がたくさんのこりますよね。
すごく気持ちがわかります。
でも、今見てもらっているこの様子って、あくまで日常の一部なんですよ。
今は午前中の時間だし、職員が一番いる時間。
だからこんな風に落ち着いて、ていねいに関わることもできるんです。
だけど、じゃあ常に常に子ども中心にできているかというと、そうじゃないときもあります。
例えば朝とか、夕方とか、1日の中で保育園に一番人が少ない時間帯は、本当に忙しい。
子ども中心になれてないな、と思うこともあります。
幼稚園なら子ども達が帰る時間があるけれど、保育園は子ども達がずっといる。
子ども達がいなくなる時間がないんです。
そういう意味では幼稚園より大変なところもあるかもしれません。
だから、もし先生が理想としているものを、毎日のすべての場面で求めてしまったら、
きっと入ってからのギャップにつながって、保育園って大変って思ってしまうかもしれません」
でもその中で、職員が協力しあって子ども達とかかわっているんですよ。
そんな風に、笑顔で主任は伝えていました。
きっと自分も転職して、大変なこともたくさん経験しているからこそ、
そして現実も伝えた上で長く続けてほしいからこそ、
大変なこともちゃんと伝えたのでしょう。
実際見学中も、職員が忙しそうにしながらも、
たくさん声を掛け合っている姿がありました。
そんな様子も見てなのか、
Aさんは最終的にグローバルキッズへの入社を決めてくださいました。
「いいところ」だけじゃなく「現実」もちゃんと伝える。
むしろ、主任の言葉は、とても誠意あるものだと感じました。
そしてそれを理解した上で入社を決めてくださったAさんも、
誠意を受け取る心を持った方なのではないかなと思います。
実際に、とても穏やかであたたかな雰囲気をお持ちの方です。
どうしても、就職、転職には、無意識のうちに期待値が高くなるものです。
だからこそ「大変なこと」も、
ちゃんと伝えてくれる園長や職員、採用担当は、
むしろあなたに対して誠意をもって対応しているということだと思います。
子ども達ひとりひとりを大切にしたいと思うからこそ、
悩んでいる人はたくさんいます。
自分の力不足に落胆したり、人とうまくいかず悩むこともあるでしょう。
でも少しでもよくなるように、成長できるように、
日々を一生懸命に過ごしている人がたくさんいる。
それが一つ、お伝えできることかもしれません。